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プレスリリース 2022.11.30

海事産業向けプラットフォーム「Aisea」とクラウド録画サービス「Safie」が連携

海事産業プラットフォーム「Aisea(アイシア)」を運営するアイディア株式会社(東京都渋谷区:代表取締役CEO 下川部 知洋、以下「アイディア」)とクラウド録画サービスシェアNo.1(※1)のセーフィー株式会社(東京都品川区:代表取締役社長CEO 佐渡島 隆平、以下「セーフィー」)は、海事産業の人材不足・高齢化に向け、業務の安全性向上や効率化を推進すべく、システム連携を開始したことをお知らせいたします。

システム連携の背景について
 海事産業における人材不足・高齢化は進行しています。海洋土木を含む建設業の就業者は、2007年の約685万人から2017年の約500万人と10年間で約3割減少していることに加え、55 歳以上が約3割を占める一方で29歳以下が約1割(※2)となっており、全体の中でもより顕著な傾向が見られます。また、2021年度の船舶事故全体の72%が人為的要因に起因する(※3)と言われています。今後は、今後は、業界の人材不足の解消や業務の安全性のさらなる向上を目指すため、遅れているデジタルツールの導入、活用が求められています。

■ システム連携の概要について
 セーフィーは、「船の安全と安心を、世界一快適に。」をビジョンに掲げるアイディアとシステム連携することにより、遠隔からでもより詳細かつ安全性の高い船舶運航を実現することができます。今回の連携により、船舶動静共有航行支援システム「Aisea Constr.(アイシア コンストラクション)」を導入している事業者は、船舶に設置したクラウド録画カメラ「Safie」の映像データを陸上からリアルタイムに確認でき、船上の作業員と陸上にいる管理者のコミュニケーションを迅速かつ正確にワンストップで行うことが可能です。

(1)船舶の運行管理
船舶運行の進捗管理において、「Aisea Constr.」で船舶の位置情報を取得後、カメラで各船舶の映像を確認して、周辺状況の安全性並びに業務進捗を都度把握することが容易になります。

(2)港湾管理
港における物流業務や船の離着岸サポート業務や点検業務において、カメラを設置することで遠隔から視覚でも現場の状況を確認できるようになり、事故を未然に防ぐことが可能となります。また、映像は常時保存されるため、万が一、衝突事故や事件が発生した場合、どのような状況や環境下で事故が起こりやすいかを映像データを振り返り、原因分析・再発防止策の検討ができます。

(3)海洋土木工事における安全管理
浚渫工事や海底トンネル工事でのクレーン操作などにおいて、陸上からも現場の作業進捗をリアルタイムで確認ができるだけでなく、振り返り映像としても活用することができるため、業務のより安全性の高い管理を支援することが可能になります。


船舶の安全・安心な運航支援から業務改善、運航効率化まで、両社で海事産業におけるさらなる”現場DX”の支援に寄与してまいります。

(※1)テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査」より、エンジン別カメラ登録台数ベースのシェア(47.5%)
(※2)内閣府:平成29年度 海洋人材の育成等プロジェクトチーム報告書(2017年8月24日発表)
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kaiyou/sanyo/dai36/shiryou2_5.pdf
(※3)内閣府:令和3年度 交通事故の状況及び交通安全施策の現況(2022年5月1日発表)
https://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/r04kou_haku/zenbun/genkyo/h2/h2s1.html

・「船舶運行管理」のイメージ図

・「海洋土木工事における安全管理」のイメージ図

■ 海事産業プラットフォーム「Aisea(アイシア)」とは
 スマートデバイス(スマートフォンやタブレット)やパソコン上で、船舶の動静を中心とした海洋の物体を可視化し、海事産業に携わる各々が必要とするシステムの実装を容易にするプラットフォームです。ITの専門知識がなくても、比較的短期間でシステムの開発・運用ができる仕組みを提供し、海事産業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させます。

■ クラウド録画サービス「Safie(セーフィー)」とは
 Safieはカメラとインターネットをつなぐだけで、いつでもどこでも映像を確認できるクラウド録画サービスシェアNo.1のサービスです。
「映像から未来をつくる」というビジョンのもと、人々の意思決定に映像をお役立ていただける未来を創造し、企業から個人まで誰もが手軽に利用できる映像プラットフォームを目指しています。
我々は「映像データであらゆる産業の”現場”をDXする」というビジネスコンセプトを掲げ、小売り、土木・建設、製造、医療などのあらゆる現場のDXを率先して推進しています。

セーフィーはデータガバナンスに関する取り組みを下記指針に遵守し啓発活動を行っております。
・データガバナンスに関する取り組み:https://safie.co.jp/csr/advisoryboard/
データ憲章(2022年4月1日発行)

【セーフィー株式会社の会社概要】
所 在 地 東京都品川区西五反田1-5-1 A-PLACE五反田駅前
設 立 2014年10月
資 本 金 54.6億円
代 表 者 佐渡島 隆平
事業内容 クラウド録画・映像管理プラットフォーム『Safie(セーフィー)』の運営
サービスサイトU R L https://safie.link/
コーポレートサイトU R L https://safie.co.jp/
採用ページ https://article.safie.link/safietimes/recruit

アイディア株式会社 会社概要

本社所在地
〒160-0022 東京都新宿区新宿4-1-6 JR新宿ミライナタワー22階
創業
2018年1⽉
資本金
1億円
代表取締役社長CEO
下川部 知洋
事業内容
海事産業プラットフォーム「Aisea(アイシア)」の開発・運用を通じて、業界のDXを支えるサービスの提供から、AI・IoTなどの最先端テクノロジーを駆使した研究開発を行う。
企業URL
https://aidea.biz
本リリースに関するお問い合わせ先

アイディア株式会社 広報担当
TEL:03-6276-7640
メール:branding@aidea.biz

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