新技術情報提供データベース『NETIS(ネティス)』ってなに?
Aidea(アイディア)株式会社のコラムをご覧いただきありがとうございます。我々アイディアは「船の安心と安全を、世界一快適に」を理念に掲げ《Aisea(アイシア)》と言うアプリの開発・運営を行っています。当コラムでは船舶や海洋に関する基礎知識から最新情報やトレンドに至るまで幅広いトピックを定期的に発信しています。この記事がそれらにご興味のある方々と弊社の接点となれれば幸いです。
今回は、株式会社Aideaのサービスにも深く関係する国土交通省運営の新技術情報提供データベース『NETIS(ネティス)』についてその概要と基礎知識をご紹介します。
NETIS=ネティスとは?
「新技術情報提供システム(NewTechnologyInformationSystem)」の頭文字を取り『NETIS(ネティス)』と呼ばれる国土交通省が整備し平成18年8月(2006年)より本格的に運用が開始されてたデータベースシステムです。
その目的として、”新技術を開発した民間企業等の団体をサポートしさらなる新技術の開発への後押しをすること”等があり、NETIS(ネティス)に登録されている新技術は国や地方自治体が行う公共事業全般に積極的に利用される仕組みになっています。
NETIS=ネティスに登録・掲載されるには?
NETIS(ネティス)への掲載は、すでに実用化されている新技術をNETISホームページ上から登録申請をし、事前審査(成立性や活用の妥当性を確認)を通過すると5年間の間データベース上に掲載されます。
登録後、実際に国や地方自治体が行う公共事業に該当技術が活用され、その活用性に対して事後評価を受けた後「NETIS評価情報」に掲載されると最長10年まで掲載が延長されるルールとなっています。
また、NETIS(ネティス)のデータベースは平成13年(2001年)よりインターネット上で一般にも公開されており誰にでも閲覧可能な状態となっています。
以上簡単ではありますが、新技術情報提供データベース『NETIS(ネティス)』についての基礎知識をご紹介させていただきました。Aideaが開発・運営している動静共有航行支援システム《Aisea(アイシア)》もこちらに掲載されております。